マクラーレン、『自社F1エンジン開発』を否定せず
Mclaren 『MCL32』(C)McLaren Group
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ホンダとの3年間に渡るパートナーシップを終えたマクラーレン・チームは、今季からルノー製パワーユニットにスイッチすることが決まっているが、一部にささやかれる自社製F1エンジンの開発について、その可能性を否定しなかった。
これを明らかにしたのはマクラーレン・グループのジョナサン・ニール/COO(チーフ・オペレーション・オフィサー)で、次のように説明したもの。
「いますぐわれわれが自前のエンジンを用意するするということはない。
そんな準備はしていないし、今はルノーとのパートナーシップに全力を傾注しているところだからね。
しかし将来的にはその可能性は十分にあると思っている。
2021年からはエンジン・レギュレーションも変更され、おそらくそのハードルは今よりも低くなる筈だ。
ただわれわれはフェラーリのように多くのクルマを作っている訳ではないのでコストを考えるなど商業的な面から慎重に検討する必要はある」
これまで幾多の成功を収めたマクラーレン・チームだが、これまでまだ自前のエンジンでF1を戦ったことはない。
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