2018年のメルセデス製パワーユニットは、全面改良型に
Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
拡大します
メルセデス・モータースポーツのアンディ・カウエル/マネージング・ディレクターが明らかにしたところによれば、2018年のメルセデス製パワーユニットは全面的に改良が加えられたほとんど新規のものになるとのことだ。
現行の「1.6リッターV型6気筒ターボ」というエンジン・レギュレーションが2014年に導入されて以来、4年連続で王者に君臨するメルセデス・エンジンだが、同氏によればさらなる連続タイトル獲得を果たすべく、開発の手を緩めることはないという。
具体的には、基本レイアウトは変わらないもののエンジン本体の燃焼効率の改善、パワーユニットのすべての分野でフリクション(摩擦)を減らすこと、また電気エネルギー回生のロスを減らすことなどが行われるとのこと。
これらの改善によるものだけで、ラップあたり0.5秒の短縮が図られると同氏は自信をみせている。
ライバルたちがメルセデスに追い付こうとする一方、王者はさらに先を行こうとしているのが実状だ。
| 固定リンク
最近のコメント