フェラーリ・チーム、「ザウバーとは技術支援以上の関係」
Alfaromeo Sauber (C)Sauber Motorsport AG
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フェラーリはワークスである自身のチームの他に、ハースF1とザウバー二つのカスタマー・チームにエンジン供給を行っている。
財政難に苦しんだザウバー・チームは今シーズン型落ちの旧仕様エンジンに甘んじたが、来シーズンはハースF1同様最新仕様のパワーユニットを搭載することになっている。
しかし、その関係は同一のものではなくそれぞれのチームで異なるのだという。
「ハースとザウバーではわれわれとの関係が全く異なるものだ。
ハースは技術面でわれわれと密接な関係にあり、われわれからの全面的なサポートを受けているが、チームの運営は彼ら独自のもので自立したものだ。
一方、ザウバーのほうは来季チーム名が『アルファロメオ・ザウバー』になるように技術面以外にもわれわれと様々な関係を持っている」と、跳ね馬チームを率いるセルジオ・マルキオンネ会長はその違いを語っている。
(アルファロメオはフィアット/クライスラー・グループのブランドの一つ)
事実、フェラーリ系ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィの打診をハースは断ったとされるが、ザウバーのほうは同じくフェラーリ系であるシャルル・ルクレールを来季レースドライバーに起用することを決めている。
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