ロス・ブラウン氏、『グリッド降格ペナルティ』の再考を示唆
Image (C)Mercedes Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は、今シーズン乱発されてファンの不興を買ったパワーユニット関連コンポーネンツ交換によるグリッド降格ペナルティについて、再考していることを明らかにしている。
これはF1を担当するロス・ブラウン/モータースポーツ担当取締役が示したもので、ファンが不安に思っていることは重々感じているとしたもの。
「来シーズンは、これまでより厳しく3つのエンジンに制限するため、さらにペナルティが続発することも考えられる。
例えば二つのコンポーネンツを交換すると15グリッド降格。
これは多くのドライバーにとってほぼ最後尾スタートを意味するが、それが20でも30でも実質ペナルティが変わらないというのは不可思議なことだ。
そこで、あるいは最後尾よりもさらに後方からスタートするという案もあるのかも知れない。
また、ペナルティを受けた順番を考慮するというのも一案だ。
われわれはペナルティの分野でも広い視野で改革を考えている」
今年のF1では、全部で20台によるレースにも関わらず45グリッド降格などという非現実的なケースもみられた。
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