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2017/12/14

GPDA(F1ドライバー団体)、全員参加で発言力アップへ

Alexander Wurz (C)Williams F1
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GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)はドライバーの立場から主にF1の安全面への提言を行う任意の団体だが、これまで考え方の相違から一部選手は参加せず必ずしもその影響力は大きいものではなかった。
(これまでは元F1チャンピオンのキミ・ライコネンやルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソといった有力ドライバーも参加していなかった)
しかしF1の運営がリバティ・メディアの手に移り、数々の改革が進められていることもあり、このGPDAに全ドライバーが参加する方向であることがわかった。

これについて現在BRDCの会長を務める元ウィリアムズ等のドライバーであるアレクサンドル・ブルツ氏(43歳:オーストリア)は、次のように語っている。

「会の目的からいって、全員参加というのはとても重要なことだ。
これはこのBRDCの長い歴史の中でも初めてのことではないか。
年々F1自体やそれを取り巻く状況は変化しつつある。
もちろんそれに伴いわれわれの活動だって進化していかなければならない筈だ。
そうした意味で今はF1にとって最も重要な時期といって間違いない。
われわれはドライバーとしてこの競技に最も密接した立場からこれからも積極的な提言を行っていきたいと思っている」

1961年にスターリング・モス氏を代表に設立されたGPDAは、現在ブルツ会長の他、セバスチャン・ベッテルとロマン・グロージャンが理事を務めている。

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