FIA、ブラジルGPの主催者に安全確保を指示
Interlagos Circuit (C)Mercedes Motorsports
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FIA(国際自動車連盟)は2018年のF1カレンダーを正式決定するのに合わせ、ブラジルGPの主催者に対し安全面の確保に全力であたるよう通達を行った。
今年第19戦として行われたブラジルGPの地インテルラゴス・サーキットのあるサンパウロでは、移動中のメルセデスAMGチーム関係者が銃を持った犯人グループに襲われるという強盗被害に遭ったことが報告された。
他にもチームガレージが荒らされるなどの被害が繰り返されたことから、関係者からは以前のようにリオデジャネイロに開催地を戻すべきという主張まで招く事態となっている。
そのためレース翌週に予定されていたタイヤテストもキヤンセルされる始末となっていた。
FIAからの指摘を受けブラジルGPの主催者は、セキュリティの専門家と共に警備計画を用意し、これまでのような警察により警戒をさらに強化すると共にサーキット内に警察の詰め所を作って警察官を常駐させることなど、具体的な安全対策を進めているとのことだ。
ただ同サーキットには売却計画も伝えられていて予断を許さない状況でもある。
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