マクラーレン支援のBRDCアワード、ティクタム選出で複雑に
Dan Ticktum (C)Renault Sport
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マクラーレン・グループが長く支援する英オートスポーツの『BRDC』(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)アワードの今年の受賞者に、ダン・ティクタム(18歳:イギリス)が選出された。
イギリスの有望な新人が選ばれるこの賞の歴代受賞者にはデビッド・クルサード(1989年や)ジェンソン・バトン(1998年) 、ポール・ディ・レスタ(2004年)ら、マクラーレンとの関係を足掛かりに後にF1にステップアップした者も多い。
昨年の受賞者ランド・ノリス(18歳:イギリス)もすでに今年マクラーレン・チームでリザーブドライバーにノミネートされている。
今年の受賞者であるテイクタムはユーロ・フォーミュラ・ルノー2.0シリーズでランキング7位ながら、今年のマカオGPウイナーの成績が評価されたもの。
ところが同選手はすでにレッドブル・グループのジュニア育成ドライバーの一員となっていて、マクラーレンとはライバル関係になる。
この賞の受賞者は毎年マクラーレン・チームのF1マシンをドライブするご褒美が与えられるが、この複雑な状況に選考システムの改革をマクラーレン側は主催者に求めているという。
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