メルセデス首脳、「第2のハミルトン見つける必要」
Pascal Wehrlein (C)Sauber Motorsport
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目下F1チャンピオンシップの王座に君臨するメルセデスAMGチームだが、遠くはない将来に予想されるルイス・ハミルトンの引退に備え、第2のハミルトンを見つける必要があるといまから話している。
そう語るのはメルセデス・モータースポーツでエクゼクティブ・ディレクターを務めるトト・ウォルフ氏。
「われわれはパスカル・ウェーレイン(23歳:ドイツ)の成長に期待していた。
しかしながら、様相が変わり、彼が来季F1でシートを見つけるのが困難な状況に陥っている。
もしも来シーズン末にボタスがチームを去った場合、1年間F1から離れていたらウェーレインがいきなりそのシートに座るというのは現実的でない。
ましてやハミルトンだっていつまでもF1現役であり続ける訳ではないのだから、われわれはそれまでにその代役を見つけておかなければならないのだ。
つまり第2のハミルトンを、ね」
メルセデスのジュニア育成ドライバーだったウェーレインは2016年に当時のマノー・レーシングでF1デビュー、今季はザウバー・チームで走ったが来季の同チーム構想からは外れているとされる。
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