ハミルトン(メルセデス)、王者決定後のモチベーション低下認める
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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今シーズンの第18戦メキシコGPで自身通算4度目となるタイトル獲得を決めたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが、その後の2戦はマシンの事情もあったとはいえ、ポールポジションも優勝もなくそれまでの勢いと比較すると調子を落とした感は否めなかった。
これについてアブダビGP終了後に聞かれたハミルトンは、次のようにその背景を説明している。
「僕自身はもちろん手を抜いたりすることなく最後まで全力で戦ったつもりだけど、結果的にはそうしたことを言われるのも仕方ないかな、とは思う。
でもメンタルの面から言うと、こうした状況でそれまでと変わらず、というのはなかなか難しいことなんだよ。
チャンピオンを決めた途端、いろいろ周囲の状況も変わってしまうからね。
たとえばチームや関係者だけでなく、サポートしてくれた企業なんかの祝賀パーティなんていったいくつ続いたと思う。
こういうのは明らかにそれまでのレース終了後とは異なるものだからね」
ちなみにその前にタイトル獲得を果たした2015年は、あと3レースを残していたが、やはりこの時も一度のポールポジションも優勝もなくシーズンを終えていた。
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