フェルスタッペン(レッドブル)、「追い上げ勝利は理想じゃない」
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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自身通算3勝目となったメキシコGPではオープニングラップからレースをコントロール、最後まで優位を保ったまま最初のチェッカーフラッグを受けてその存在感をみせたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。
しかし本人は「レースを完全にコントロールして勝利してこそ理想のパターン」と、独自のレース論を披露した。
「もちろんレースでは後方からオーバーテイクをするのはとても楽しいことだよ。
でも、それはレースを完全にコントロールして勝ったということにはならない。
実際、カート時代には僕はそうして圧勝を続けてきたけれど、いまF1ではそんな立場じゃないからね。
目指しているのはハミルトン(メルセデス)のようにポールポジションを獲得し、1周目からずっとリードしてそのまま勝つことなんだ。
そうしてタイトルを獲得できたなら、レーシングドライバーとして最高なことだね」と、まだ20歳の若者。
ただクリスチャン・ホーナー代表はメキシコGPでのフェルスタッペンについて「彼はレース中、退屈していたようだね」と、印象を語っている。
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