ポルシェ、新レギュレーションでもF1復帰には懐疑的
Porsche F1 (C)Porsche AG
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FIA(国際自動車連盟)とリバティ・メディアが2021年からの新エンジン規格の概要を示したことで新たなエンジン・サプライヤーの参画が期待されている。
これまで複数回に渡って行われた検討会議には、ポルシェを始め、ランボルギーニやアルファロメオらのメーカーに加え、イルモア、コスワースら独立エンジン・メーカーらが出席してきたとされる。
中でもかつて自身がコンストラクターとしてF1に参戦した歴史を持つポルシェには大きな期待が寄せられているが、現在WEC(世界耐久選手権)第8戦・上海6時間レースのため中国に遠征中の同チームは復帰には消極的な見解を示している。
WECポルシェ・チームの首脳は、「われわれにF1復帰の噂があるというのは承知している。
しかし会社の大きな方針としてエコロジーを追求するというのがすでに決まっている。
そこでフォーミュラEに参戦すべく準備を行っていて、いまのところF1に参戦するというのは選択肢にはない」と、述べた。
生産車においても急速にEV(電気自動車)への方向転換が進む中、F1の将来も方向を見出すのは容易ではなくなってきているようだ。
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