フェラーリのセバスチャン・ベッテル、1 ストップ戦略で路面温度が 50℃を超えたレースを制す (ピレリ)
セバスチャン・ベッテル (C)Pirelli Motorsport
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2017 ブラジルグランプリ決勝
・ピットレーンからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン、 ソフト – スーパーソフトと繋ぐ1ストップ戦略で4位を獲得
・レッドブルのダニエル・リカルド、2ストップ戦略を使用して、14番グリッドのスタートから6位でフィニッシュ
2017年11月12日、インテルラゴス
フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、スーパーソフト – ソフトと繋ぐ1ストップ戦略でブラジルグランプリを制しました。アクション満載のオープニングラップでトップに立ったベッテルは、その後もアドバンテージを維持し、唯一のピットストップを無難にマネージしてフィニッシュしました。
ベッテルとは異なる 2 つの戦略が注目されました。ピットレーンからのスタートを余儀なくされたメルセデスのルイス・ハミルトンは、耐久性の高いソフトタイヤを使用してポジションを上げました。スタート時にソフトタイヤを装着したドライバーは5名でした。ハミルトンは、43周目にトップでピットストップを行い、スーパーソフトへ交換しました。5位でコースに戻ったハミルトンは、スーパーソフトのスピードを活かして4位を獲得しました。
グリッド降格ペナルティーにより14番グリッドからスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドもソフトタイヤでスタートしました。しかし、オープニングラップの波乱に巻き込まれたリカルドは、フレッシュなソフトタイヤへの交換を余儀なくされ、さらに順位を下げました。リカルドは、レース後半にスーパーソフトへ交換し、6位まで浮上しました。チームメイトのマックス・フェルスタッペンも2ストップ戦略を採り、終盤にスーパーソフトへ交換して5位を獲得しました。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:「スタート時の路面温度が50℃を超え、このレース週末で最も高い路面温度を経験しました。しかし、序盤のセーフティーカー導入に助けられたこともあり、上位勢の大半が予測通りの1ストップ戦略でフィニッシュしました。メルセデスのルイス・ハミルトンは、フレッシュなスーパーソフト勢に囲まれながら、古いソフトタイヤでファステストラップを刻むなど、圧巻の走りを見せました。レッドブルも効果的な代替戦略を実証しました。オープニングラップでピットストップを余儀なくされたダニエル・リカルドを含め、両ドライバーともに順位を上げてフィニッシュしました。我々は、引き続きインテルラゴスで 2018年向けの最終タイヤテストに臨みます。火曜日にマクラーレンが、水曜日にメルセデスがテストに参加します。アブダビでの最終戦終了後、全チームが初めて来シーズン用のタイヤを装着する機 会を得る予定です」
ピレリジャパン・プレスリリース
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