レッドブル首脳、「フェルスタッペンのコントロールに腐心」
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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当初不利とみられた高所サーキットでのメキシコGPで、オープニングラップで首位に立つと終始そのポジションを譲ることなくみごと3勝目を飾ったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(20歳:オランダ)だったが、その裏にはチーム首脳陣の苦労もあったようだ。
同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「ここはエンジンに厳しく、さらにルノー製パワーユニットの信頼性にも不安があったので、楽な気持ちで彼の走りを見てはいられなかった。
チームとしてはタイヤも労わって欲しかったし、エンジンに負担も掛けたくなかったんだ。
しかし彼は(ドライバーの本能として)後続とのギャップをさらに拡げようとするし、終盤にはレース中のファステストラップまで書き換えようとするからこっちはもうハラハラの連続だったよ。
無事にゴールできてほんとうに安心した」と、述懐。
実際、このレースではチームメイトのリカルドを始め、ルノーやトロ・ロッソなどルノー陣営でエンジントラブルによるリタイヤが相次いだ。
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