Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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22日(日)現地時間午後2時(日本時間:翌4時)から、テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に56ラップに渡るアメリカGP(US-GP)決勝レースが行われた。
レース開始時の天候は晴れ、気温24度、路面温度は33度、湿度は53%で路面はもちろんドライコンディション、レース終了まで雨の心配はないと報告されている。
通常のタイムスケジュールを変更してスタート前のセレモニーが豪華に行われた。
なお上位陣はすべてウルトラソフトタイヤでのスタート。
オープニングラップで2番手スタートのベッテル(フェラーリ)が首位に立つ。
4周目、ヒュルケンバーグ(ルノー)がハイドロリック系のトラブルで早くもピットガレージに戻り、リタイヤ1号になる。
6周目、2位のハミルトン(メルセデス)がベッテルをオーバーテイク、ファンの観衆から大きな声援が上がった。
マグヌッセン(ハース)と接触したウェーレイン(ザウバー)が2度目のピットイン、こちらも残念ながらリタイヤを余儀なくされた。
17番手という後方からのスタートだったフェルスタッペン(レッドブル)が10周目には6番手まで順位を上げた。
16周目、4位を走っていたリカルド(レッドブル)がエンジントラブルを訴えて15コーナーでストップした。
25周目にはまたもアロンソ(マクラーレン)がトラブルを訴えてスローダウン、ピットガレージへと戻った。
42周目、3位のライコネン(フェラーリ)がボタス(メルセデス)をオーバーテイクして2位に浮上。
46周目、マグヌッセン(ハース)が今度はエリクソン(ザウバー)と接触。
51周目にはベッテル(フェラーリ)もボタス(メルセデス)を抜いて3位にアップ。
直後、フェラーリの2大は順位を入れ替えてベッテルが2番手、ライコネンが3番手に。
52周目、さらにフェルスタッペン(レッドブル)もボタスを抜いて4位にアップ、ボタスは堪らずピットインしてウルトラソフトに履き替えた。
結局レースはハミルトン(メルセデス)が危なげなくコントロールしてトップでフィニッシュ。
ファイナルラップでフェルスタッペンがライコネンにホイールを接触させながらオーバーテイクして順位を上げた。
ハミルトンの優勝は日本GPに続く連勝で今季無9回目、自身通算62回目の快挙となった。
2位ベッテル(フェラーリ)でシリーズ・ポイントの差はさらに7点拡大することとなった。
3位フェルスタッペン(レッドブル)、4位ライコネン(フェラーリ)、5位ボタス(メルセデス)、6位オコン(フォース・インディア)、オコンはこれで2016年第13戦のF1デビュー以来全戦完走、今季11戦連続入賞を続けた。
7位はサインツ(ルノー)、ルノー・チーム移籍後初レースとなったサインツは、チームメイトのヒュルケンバーグがマシントラブルで早々に姿を消したあと、随所でその存在感を示した。
8位ペレス(フォース・インディア)、9位マッサ(ウィリアムズ)、10位クビアト(トロ・ロッソ)でこまでがポイント獲得。
クビアトの入賞は今年5月のスペインGP以来となるもの。
以下、11位ストロール(ウィリアムズ)、12位バンドーン(マクラーレン)、13位ハートリー(トロ・ロッソ)、14位グロージャン(ハース)、15位エリクソン(ザウバー)、16位マグヌッセン(ハース)。
リタイヤはアロンソ(マクラーレン)、リカルド(レッドブル)、ウェーレイン(ザウバー)、ヒュルケンバーグ(ルノー)の4大だった。
レース後、フェルスタッペンがオーバーテイクの際コース外を走り不当な利益を得たとして5秒加算のペナルティ、ライコネンとの差が4.011秒だったため順位が入れ替わる模様。
アメリカGP(US-GP)決勝レースの結果はこちら。
アメリカGP(US-GP)の画像はこちら。
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