メキシコGP、フェルスタッペン(レッドブル)が通算3度目優勝
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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29日(日)現地時間午後1時(日本時間:翌4時)から、ロドリゲス・サーキットを舞台に71ラップに渡るメキシコGP決勝レースが行われた。
レース開始時の天候は晴れ、気温22度、路面温度は42度、湿度は32%で路面はドライコンディション、レース終了まで雨の心配はないと報告されている。
残り2戦、ハミルトン(メルセデス)はベッテル(フェラーリ)に対し66ポイントのを付けているため、ここで5位以内でフィニッシュすればベッテルの順位に関係なくタイトルが決まることになる。
オープニングラップでハミルトンがベッテルと接触、右リヤタイヤをパンクさせてスローダウン、ベッテルもピットインしてタイヤをスーパーソフトにスイッチ。
フェルスタッペン(レッドブル)が首位に立った。
6周目、後方から追い上げていたリカルド(レッドブル)がピットイン、リタイヤの模様。
15周目、グロージャン(ハース)にコース外走行で5秒加算のペナルティが通知された。
26周目、ヒュルケンバーグ(ルノー)がエンジントラブル(ERS(エネルギー回生システム)か)でコースサイドにストップ。
32周目、ハートリー(トロ・ロッソ)もエンジントラブルで煙を上げてストップ、バーチャル・セーフティカーとなった。
相次ぐルノー・エンジンのトラブルで首位を走るフェルスタッペンも気掛かりだ。
57周目、エリクソン(ザウバー)もマシン後部から炎と白煙を上げながらピットイン。
62周目、サインツ(ルノー)がピットイン、マシントラブルの模様。
結局レースは71周を走りきったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(20歳:オランダ)が優勝。
今季マレーシアGP以来の2勝目で自身通算3回目の快挙。
2位は19.678秒差でボタス(メルセデス)、3位ライコネン(フェラーリ)、4位猛追もここまでだったベッテル(フェラーリ)、5位オコン(フォース・インディア)、6位ストロール(ウィリアムズ)、7位地元の大声援を受けたペレス(フォース・インディア)、8位マグヌッセン(ハース)、9位最後尾から追い上げたハミルトン(メルセデス)、10位アロンソ(マクラーレン)までが入賞。
以下11位マッサ(ウィリアムズ)、12位バンドーン(マクラーレン)、13位ガスリー(トロ・ロッソ)、14位ウェーレイン(ザウバー)、15位グロージャン(ハース)でここまでが完走。
リタイヤはサインツ(ルノー)、エリクソン(ザウバー)、ハートリー(トロ・ロッソ)、ヒュルケンバーグ(ルノー)、そしてリカルド(レッドブル)の5台。
なおハミルトンはこれで今季のシリーズ・チャンピオンを決めた。
ハミルトンのタイトルは4回目になるもので、これはミハエル・シューマッハの7回、ファン・マニュエル・ファンジオの5回に次ぎアラン・プロストとセバスチャン・ベッテルに並ぶもの、また英国人ドライバーとして最多の栄誉に輝いたことになる。
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