P/U交換によるグリッド降格ペナルティさらに厳格化
Monza Image (C)Ferrari S.p.A
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現在行われているパワーユニット本体をはじめ関連コンポーネンツの交換によるグリッド降格ペナルティについて、FIA(国際自動車連盟)にはこれを緩和するつもりはないようだ。
とりわけ後発のため不利なハンディを負ったホンダ陣営では、わずか20台によるレースであるにも関わらず55グリッド降格や50グリッド降格という非現実的なペナルティ、また今年のモンツァではポールのハミルトン以外はすべてグリッドが変更になるという有り様でファンのため息を誘った。
本来はコスト削減のための規則だったが、実際にはペナルティが繰り返されるだけで本来の目的もこなせていないのが現実。
そのためこれを緩和するよう要望する動きが出ていたものだ。
しかしこのほど開いたWMSC(世界モータースポーツ評議会)の会議で、来季は6エレメントのうち3エレメントを3基に、残りの3エレメントは2基に制限、これを超えるとグリッド降格ペナルティが科されるという、さらに重いペナルティになる方向になっている。
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