ルノー・チーム、アロンソ(マクラーレン)の移籍話に及び腰
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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チームの戦闘力のなさから移籍話が浮上しているマクラーレン・ホンダ・チームのフェルナンド・アロンソだが、移籍先候補に名前の挙げられたルノー・チームでは困惑の表情を隠していない。
というのもアロンソは移籍する場合の条件の一つとして『勝てるチーム』を挙げたとされるからだ。
しかし今シーズン勝利を記録したメルセデスAMG、フェラーリ、そしてレッドブル・レーシングら3つのチームはすべて来季シートが決まっている。
移籍の可能性があるチームを敢えて挙げるならルノーかウィリアムズということになりそうだが、その一つであるルノー・チームではシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターが「われわれのチームはまだレベルアップの途上にあり、とてもアロンソの要望を満たす水準にはない」として、やんわりの表現ながら受け入れを避けているようだ。
ルノーはかつてアロンソがタイトルを獲得した古巣ということになるが、復帰後まだ勝利からは遠く、またアロンソが現在手にしているような巨額の契約金は到底用意するつもりもないとみられている。
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