グリッド降格ペナルティ連発に否定的な声も
Image (C)Redbull Racing
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現在のF1レギュレーションではパワーユニット関連のコンポーネンツを年間に決められた数以上交換するとそれぞれグリッド降格のペナルティが科せられる。
シーズン後半となった今では各チームでペナルティが相次いでいて、イタリアGPではポールポジションのハミルトン以外のドライバーはすべて公式予選の結果とは異なる位置からのスタートとなる異例の状況。
このため特定のグランプリでペナルティを消化しようとコンポーネンツの交換を集中させることが流行り、中には全20台であるにも関わらず40グリッド降格などという非現実的な処分すら日常化している有り様だ、
せっかく公式予選で鎬を削っても実際のスターティンググリッドは掛け離れたものになってしまうことから、この規定が公式予選の価値や緊張感を削いでいると、不満の声が高まりつつあるという。
今シーズン中にこれが直ちに変更される可能性は少ないが、来季に向けてはこうした規定が検討課題に挙げられることになりそうだ。
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