エンジンの年間使用数規定の厳格化、賛否両論が沸騰
Honda V6 Power Unit(C)Honda Racing
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現在F1ではパワーユニット本体についてドライバー1人あたり年間4基までと決められていて、5基目を投入した場合には15グリッド降格のペナルティが科せられている。
加えて2018年シーズンにはさらに厳格化され、年間3基までに制限されることになっている。
この規定についてあまりにペナルティが連発されていてレースの魅力をスポイルしているとの声があがり、見直しを図るべきとの動きが加速化している。
2018年のF1暫定カレンダーでは2016年以来となる史上2回目のF1最大開催数となる予定で、余計に不満が高まっているものだ。
これには最大の当事者であるマクラーレンを始め、レッドブルらも同調、さらにモータースポーツ担当取締役であるロス・ブラウン氏も同意見とされる。
しかしその一方、うまくエンジン基数をコントロールしているフォース・インディアやハースF1では、「ルールを守るのは当たり前」との正論でこうした動きに反撃している。
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、「そもそもこうした規定が設けられたのはF1のコスト削減が目的であり、それはきちんと機能していると言える。
ルールが守れないのは守れない本人に問題がある訳で、逆にルールにケチを付けるのは筋違いなこと」と、主張している。
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