トロ・ロッソ、ホンダ・エンジン用ギヤボックスは自社開発へ
Gearbox Image (C)Ferrari S.p.A
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現代のF1ではギヤボックスは昔のように汎用のものではなく専用設計。
しかもエアロダイナミックスやサスペンションとも関係するためそれぞれのマシンに合わせたチーム独自の設計になっているもの。
マクラーレン・チームが使っているホンダ・エンジン用のギヤボックスはマクラーレン側が開発したものだった。
ところがこれがホンダとザウバー・チームやトロ・ロッソとの契約交渉で大きな問題の一つになっていたとみられる。
小さなプライベートチームが短期間でギヤボックスを開発するのは容易なことではないからだ。
そのためトロ・ロッソが使うギヤボックスはマクラーレンが提供することで合意したとみられていたが、トロ・ロッソのフランツ・トスト代表はこれを否定、自社開発するとのニュースが伝えられた。
ただ実際にはレッドブル・グループの本家であるレッドブル・レーシングがその技術力により開発するものとみられている。
同チームにとっても、噂のように2019年に自身もホンダ・エンジンを搭載することになればギヤボックス開発はあながち無駄足にはならないことになる。
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