メルセデス首脳、「鬼門」のシンガポールGPに緊張感
Marina Bay Circuit (C)Mercedes Motorsports
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F1は今週シンガポールGPを迎えるが、このところタイトルを獲得し続けるメルセデスAMGチームにとっては必ずしも験が良いグランプリとはいえず、むしろ「鬼門」であるとして緊張感が高まっている。
メルセデスAMGチームがF1に復帰した2010年からの7年間で同チームはここでわずか2勝。
他を圧倒した2015年シーズンですらベッテル(フェラーリ)に勝利を奪われている。
またそのライバル・ベッテルはレッドブル・レーシング時代も通じてここでトータル4勝と極めて相性が良いところを示しているからだ。
同チームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、「このシンガポール市街地特設コースはタイトな低速コーナーと短くバンピーなストレートが特徴で、われわれのマシンは例年なかなか苦戦を強いられている。
遠征の初戦ということもあり、まさに後半戦の正念場。
ここで出鼻をくじかれることがあってはならない」と、陣営を引き締めている。
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