大波乱のシンガポールGPはハミルトン(メルセデス)が勝利
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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17(日)20時(日本時間:21時)からマリーナ・ベイ・サーキットを舞台にF1第14戦シンガポールGP決勝レースが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、気温28度、路面温度34度、湿度34%、コースはドライコンディションとされているが一部に夕方降った雨によるウェットパッチが残されているとのこと。さらになおこの決勝レース中に雨が降る確率が100%と報告されているる。
予想通りスタート前に雨が降り出し、路面もかなりの部分がウェットに。
タイヤはウェットタイヤとインターミディエイトが拮抗している。
スタートでベッテルの幅寄せから、ライコネンやェルスタッペン、アロンソらを含む多重クラッシュ、さらにトップ走行のベッテルは単独クラッシュ。
この間になんとトップは5番手スタートのハミルトン。
セーフティカー導入、この時点でベッテル、ライコネン、フェルスタッペンの3台は早くもリタイヤに追い込まれた。
5周目にレース再開。
9周目にアロンソ(マクラーレン)がピットガレージに戻ってリタイヤ。
11周目にはクビアト(トロ・ロッソ)がクラッシュし、マシン回収のため再びセーフティカー導入。
15周目にレース再開。
やがて路面は乾き、各車ドライタイヤのウルトラソフトないしスーパーソフトに履き替えてバトルが継続された。
38周目、エリクソン(ザウバー)がスピンしてコース上に逆向きにストッブ、またもセーフティカーが導入された。
また初の表彰台目前、4位を走行中だったヒュルケンバーグ(ルノー)がピットインして遅れた。
作業を終え44周目にレースは再開されるが、すでにレースタイム2時間は必須の状況。
50周目、12位を走っていたマグヌッセン(ハース)がマシントラブルによりピットに戻るよう無線で指示された。
結局、レースは2時間を経過して61周のところ58周で終了。
オープニングラップから首位に立ったハミルトン(メルセデス)がそのままレースをコントロールして優勝。
ベルギーGPから3戦連続で今季7勝目、自身通算60勝目となった。
2位リカルド(レッドブル)、3位ボタス(メルセデス)、4位サインツ(トロ・ロッソ)、5位ペレス(フォース・インディア)、6位パーマー(ルノー)、7位バンドーン(マクラーレン)、8位ストロール(ウィリアムズ)、9位グロージャン(ハース)、10位オコン(フォース・インディア)、11位マッサ(ウィリアムズ)、12位ウェーレイン(ザウバー)でここまでが完走。
サインツ、パーマー、バンドーンはいずれも自己ベスト。
リタイヤはマグヌッセン(ハース)、ヒュルケンバーグ(ルノー)、エリクソン(ザウバー)、クビアト(トロ・ロッソ)、アロンソ(マクラーレン)、ベッテル(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、そしてライコネン(フェラーリ)だった。
シンガポールGPの画像はこちら。
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