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2017/09/10

ジャン・トッドFIA会長、「近い将来の新規参戦チーム」否定

Jean Todt (C)RedBull Racing
拡大します
F1は最大12チームまでの参戦で合意しているが、昨季ハースF1が新規参戦した一方でマノー・レーシングが解散し、現在も10チームの参加に留まったままだ。
しかしこれについてFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は近い将来の新規参戦チームについて否定的な見解を示した。

「新たに参戦するチームがあるというならそれば歓迎するが、無理に拡大するつもりはない。
12チームまで認められているのは事実だが、いつも最大でなければならないというものではないからね。
ただ申請があったとしてもマシンやチーム体制の構築等を考えたらそれは8か月やそこらの準備期間では不可能だろうから、2018年というのは現実的ではないだろう。
したがって早くても実現するのは2019年シーズン以降ということになるのではないか」と、トッド氏。

同会長はアジアやヨーロッパの一部で新規参戦の動きがあることを認めた上で、「現行の10チームでも十分充実したチャンピオンシップが繰り広げられている」と、拡大に前のめりの姿勢ではないことを強調した。

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