F.バッサー代表(ザウバー)、「本拠地変更も厭わない」
Frederic Vasseur (C)Sauber Motorsport
拡大します
スイスの投資会社の支援を得て破綻を免れたザウバー・チームだが、新たにチーム代表の座に就いたフレデリック・バッサー氏(48歳:フランス)は、さらなる改革を図っている。
バッサー氏はルノー・チームの代表を離脱したばかりだが、本人曰わく「内紛により短期間でその座を追われた」ということで依然として意気軒昂。
バッサー氏は「これまでの概念から一新させなければザウバー・チームの再生はない。
まずは戦闘力あるマシンを作らなければならないので、ファクトリーの増強が必須だ。
人員を大幅に増やしたいと思っているし、あるいはファクトリーそのものを変更が必要になるかも知れない」とし、ザウバー・チームの聖地であるスイス・ヒンヴィルからの移転も改革の考慮にあることを示唆した。
同氏によれば、多くのF1ファクトリーがイギリスにあってスタッフの移籍が容易であるのに比べ、ザウバーがスイスにあるのは移籍の障害になっているということだ。
| 固定リンク
最近のコメント