ホンダ首脳、「現行ルールの2020年までに結果出す」
山本 雅史 (C)Honda Racing
ホンダ陣営で、今回トロ・ロッソとの新たな契約交渉に当たったとされる山本雅史モータースポーツ担当部長は、現行のエンジン・レギュレーションが継続される2020年末までに結果を出す、と強い意気込みをみせている。
「われわれにとってもベストだったのはマクラーレン・チームとのパートナーシップを継続させることだったと思う。
しかし両者の間にはこの3年間で埋めることができない溝が生まれてしまった。
結果、マクラーレンとの契約解消は残念なことだったが、その分新たなパートナーであるトロ・ロッソには期待をしている。
幸いトロ・ロッソのフランツ・トスト代表は、日本の文化の良き理解者であることがわかった。
マクラーレンとは仕事に対する姿勢も異なり、きっとわれわれと良い作業ができることだろう。
現行のエンジン・ルールは2020年まであと3年間あるので、この間に必ずやホンダとしても結果を出したい」
ベッテルを見い出すなど若手ドライバーの発掘にも定評があるトロ・ロッソでは、巨大企業となったマクラーレンより柔軟な運営ができるとホンダは期待しているようだ。
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