2018年から反則スタートの判定も厳しいものに
Valterri Bottas Win (C)Mercedes Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は2018年シーズンに向け、数々のレギュレーション改定を提起しているが、スタート時の反則についてもより厳格化の方向をみせている。
現在、ジャンピングスタート(日本で言うフライングスタート)の判定はグリッドに設けられた機器とマシンに内蔵されたFIA供給のトランスポンダー(発信器)により行われているが、厳密にはある程度の許容範囲が設定されていて、これが重要なレーススタートに大きな影響を及ぼしていると疑われているものだ。
実際、今年のオーストリアGPのスタートで、ポールポジションのボタス(メルセデス)が抜群のスタートからポールTOウィンを飾ったが、ライバルチームからはこの判定に多くの疑義が示されていた経緯がある。
関係者によれば、スタート時にマシンを止める位置により微妙な違いがあるのではないか、とみられていて、FIAが調査に乗り出しているという。
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