「フェルスタッペン(レッドブル)は動かない」と、レッドブル首脳
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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2015年シーズンの開幕戦、ここで共にトロ・ロッソでF1デビューを果たしたカルロス・サインツ(22歳:スペイン)とマックス・フェルスタッペン(19歳:オランダ)だったが、現在もなお同チームで走るサインツが一度の表彰台もないのに対し、翌年シーズン途中でレッドブル・レーシングに抜擢されたフェルスタッペンのほうはいきなりの優勝に加えここまで表彰台が7回と明らかな明暗を分けた。
それでも今シーズンは僚友リカルドが好成績を続けているのに比べ、フェルスタッペンのほうは一時の輝きを失ったようにみえる。
こうした状況に、サインツと同様フェルスタッペンのほうも移籍を考えているのではないか、との噂が広がっているようだ。
しかしこれについてレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「残念ながら今年はなぜかフェルスタッペンのほうにマシントラブルが相次いでおり、それが彼の活躍を阻害してしまっているのが事実だ。
しかしこうした事情を彼はよく理解しており、不満を持っていることはないと思う。
彼はまだ若いが、冷静に物事を分析する能力があるから心配していないよ」と、説明している。
たまたま現状はドライバーの移籍が限られているが、この才能ある若手ドライバーに関心を持っているチームは間違いなく多い。
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