ベッテル(フェラーリ)、残留でも長期契約は望まず
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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2015年からフェラーリ・チームに加入。
昨年は1勝もできずに終えたが今シーズンは前半を終えて目下ランキング1位。
念願の『跳ね馬チームでチャンピオン』という夢に最も近づいているセバスチャン・ベッテル(30歳:ドイツ)だが、当初の契約は3年間で今シーズン末で満了とされる。
当然のことながら契約延長によるさらなる残留が確実とみられているが、ベッテル自身は長期契約を望んでいないとのニュースが伝えられた。
これはフィンランドの日刊紙『イルタ・サノマット』が報じたもの。
それによればベッテルは、長期のものではなく1年単位の契約を希望しているという驚きのもの。
その背景には、もしもフェラーリにタイトルを獲得するだけの戦闘力に掛けた場合、より現実的な選択であるメルセデスAMGチームへの移籍というオブションを考えているのではないか、という。
フェラーリの前任者であったアロンソの轍を踏みたくないという考えもあるようだ。
なおベッテルの契約で大きな影響を受けるフェラーリのキミ・ライコネン、メルセデスAMGのバルテリ・ボタスらは共にフィンランド出身で、ニュースがこの北欧の国からというのも興味深いことだ。
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