ハロー(頭部保護装置)、今度は重量増が問題に
Mercedes Halo System (C)Mercedes Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)の積極姿勢にもかかわらず、依然としてその導入に難を唱える向きが多いハロー(頭部保護装置)だが、ここに来て新たな問題点が浮上しているようだ。
スイスのドイツ語圏で人気の大衆紙『ブリック』が報じるところによれば、これまで主にそのルックスに非難が集まっていたハローに、今度は重量という観点から新たな問題指摘がされているのだという。
ハロー・システム全体の重量はおよそ5キロ。
しかしそれがマシンの比較的高いところに位置するうえ、そもそもギリギリまで軽量化が図られているF1カーでは5キロといえど全体のマシン・バランスを崩してしまうというものだ。
それでなくとも日頃から『軽量化』が求められているF1ドライバーのこと、「これ以上きついダイエット指令が出たのでは叶わない」というのが本音かも知れない。
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