アロンソ(マクラーレン)、戦闘力不足に嫌気でリタイヤか
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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27日(日)行われたベルギーGP決勝で、エンジントラブルを訴えてリタイヤしたマクラーレン・ホンダ・チームのフェルナンド・アロンソだが、これはトラブルを装った故意のものではないか、との疑惑が広まっている。
スタート直後は巧みなドライビングで一時7位まで進出したものの、その後はズルズルと後続車に抜かれて入賞圏外まで順位を落としていた。
すると27周目、突然ピットに戻ったアロンソのマシンは再び戦列に戻ることはなかった。
アロンソはチームとの無線で終始戦闘力不足に不満を訴えていたため、エンジントラブルはでっち上げではないかと指摘されたもの。
マシンを降りたアロンソはすぐさま会見し、「パワーがなくなった」と説明したが、ホンダ側ではエンジントラブルは確認されなかったとしている。
ホンダの長谷川祐介(F1プロジェクト総責任者)は「データではトラブルは感知していなかったが、予防のためにリタイアさせた」と、苦しい説明。
まだ来季去就の決まらないアロンソだが、今回の件はその方向を示唆しているのかも知れない。
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