C.キャリー/CEO、「F1とフォーミュラEはまったくの別物」
Chase Carey/CEO (C)Liberty Media Group
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メルセデスがDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)からの転身を明らかにしたのに続き、ポルシェもWEC(世界耐久選手権)から撤退し参入を決めるなど、いま急速に関心を集めているのがEV(電気自動車)による自動車レース『フォーミュラE』だ。
しかしF1の新しいリーダーであるチェイス・キャリー/CEOは「フォーミュラEの隆盛とF1とは無関係」との立場を崩していない。
「そうしたニュースについては関心を持って収集している。
しかし一部に懸念する声があるような、フォーミュラEがF1に取って代わるなどという心配はしていない。
両者はまったくの別物で、それぞれが共存できるものだからね。
将来的にエンジンがモーターになったとしても、そもそもフォーミュラEのシリーズはF1とは役目が違う」と、今年64歳になるアメリカ人。
これはフェラーリを率いるセルジオ・マルキオンネ会長とも意見を同じくするが、イギリスに続いてフランスも2040年までにガソリン車の販売を禁止するなど時代の変化は急速な勢いで動いている。
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