長谷川祐介氏(ホンダ)、それでも「入賞可能な位置」
長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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今回のオーストリアGPに満を持してバージョンアップされたパワーユニット『スペック3』を持ち込んだホンダだったが、公式予選が行われる2日目を前にアロンソのエンジンを旧型の仕様に戻すこととなった。
これについてホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介氏は、次のように説明した。
「今回はいずれのマシンにも『スペック3』を搭載できたので、予選では2台共にQ3進出という目論見を持っていた。
しかし残念ながら昨日のフリー走行2回目でアロンソのMGU-H(熱エネルギー回生システム)に問題点が見つかったことにより、ペナルティを回避するため以前搭載していた旧スペックに戻さざるをえなくなった。
それでも十分ポイント圏内が狙える位置にいると思うので、明日の決勝レースでは着実に周回を重ねてW入賞を果たしたい」
前戦アゼルバイジャンGPでアロンソは16番手からスタートして9位入賞。
今回はさらに上位が狙える12番手スタートだ。
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