ベッテル(フェラーリ)、「シールド・コクピットは目眩がする」
FIA Shield Cockpit (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)主導のもと初テストを行った新形式の頭部保護装置『シールド・コクピット』だったが、その滑り出しはほろ苦いものとなった。
これは14日(金)行われたイギリスGPのフリー走行1回目セッションで、フェラーリ・チームのマシンに装着、セバスチャン・ベッテルが初めてコクピットに収まったもの。
しかし初めての走行を終えたベッテルは、スタッフにさっそくこれを取り外すよう求めた。
「いろいろな走行プランを考えていたんだけれど、それ以前の問題だった。
まずスクリーンがカーブしているのでコクピットからの景色が歪んで見えるんだ。
それに気流の関係なんだろう、ヘルメットの後部に強いダウンフォースがあって頭が前に押し出される感じもした。
ドライブしていて目眩を感じ気分が悪くなったんだ。
残念だけど、テスト途中で取り外すことにしたよ」と、ベッテル。
FIA鳴り物入りの導入だったが、まだ改善の余地は多そうだ。
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