グロージャン(ハース)、裁定基準のブレに不満吐露
Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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イギリスGPのレーススチュワード(審査委員)は、15日(土)行われた公式予選セッション中、ハミルトン(メルセデス)のマシンがグロージャン(ハース)のアタックを妨害したのではないか、と審議したもののペナルティに科すような事実はなかったと結論づけた。
ただその理由は「ビデオとテレメトリーのデータを調べた結果、グロージャンが潜在的にハミルトンの存在によって影響を受けているが、16コーナーでは妨げられない」という理解し難いもの。
グロージャンはこれについて「データを見ればあの時自分が0.350秒ロスしたことが明確だ」と、不満を表明。
さらに「スチュワードの判定は基準があいまい。
ハミルトンはタイトル争いしているのでペナルティを科したくなかったんだ」と処分の舞台裏を明かす構えをみせた。
今回のスチュワードは、元F1ドライバーのダニー・サリバン氏の他、法律家でドイツのモータースポーツ団体の理事であるゲルド・エンサー氏、またシンガポール・モータースポーツ協会の顧問でFIA国際控訴裁判所のメンバーでもあるニッシュ・シェティー氏の3人となっている。
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