再び事故のウェーレイン(ザウバー)、「いまのところ体調はOK」
Pascal Wehrlein (C)Sauber Motorsport
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今年1月に参加した『ROC(レース・オブ・チャンピオンズ)』でのアクシデントにより、シーズン前テスト、さらに開幕2戦の欠場を余儀なくされたザウバー・チームのパスカル・ウェーレイン(22歳:ドイツ)だが、今回のモナコGPで再びあわやマシン転覆という大きなクラッシュに見舞われ、その後の容態が心配された。
これについて当のウェーレインは、「バリアに強く当たったため、来週もう一度背中の検査をしなければならないと思う。
ただ僕自身の感触では背中に痛みはないので次のレースには出場できると思っている」と、説明した。
一方ザウバー・チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOは今回の件について、「あのシチュエーションで無理矢理コーナーに飛び込むなんて信じられない。
バトンはベテランにはあり得ない重大な判断ミスをした」と、糾弾した。
なおレーススチュワード(競技委員)は既報のように事故の原因はバトンの側にあるとして、次のレースでの予選グリッド3番降格と2点のペナルティ・ポイントが科せられたが、元々1戦限りのスポツト参戦であるバトンにとってたいして意味はないことになる。
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