F1チーム、新エンジンには迫力エクゾーストノート期待
GP Image (C)Ferrari S.p.A
拡大します
FIA(国際自動車連盟)は2020年末で満了となる現行エンジン規定終了後の新仕様について、各F1チームからヒアリングを行うなど要望を収集しているが、多くのチームで再び迫力あるエクゾーストノートの復活を望んでいることが明らかとなった。
現行エンジンはターボターボチャージャー付きのV6、そして熱エネルギー回生システムを採用していることもあり、排気音に繋がるエネルギーが減少していることがかねて指摘されている。
またパワーユニット全体が複雑化したこともあり、巨大自動車メーカーだけが参入、以前のような独立系エンジンサプライヤーは撤退したままの状態が続いているのが実情。
そのためにはV8自然吸気への復帰や関連装置の簡略化も指摘されている。
一方で、F1はあくまでも最新テクノロジーを競う場という主張も強く、各チームの意見が収束し今後の方針が定まるにはまだ時間が掛かりそうだ。
| 固定リンク