メルセデスAMGチーム、タイトル獲得には『他力本願』も
L.Hamilton & N.Lauda (C)Mercedes Motorsports
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ここ数年の圧勝から一転、今シーズンここまでライバル・フェラーリにチャンピオンシップで後れを取っているメルセデスAMGチームだが、早くも泣きが入っているようだ。
これはメルセデス・モータースポーツのニキ・ラウダ/CEOが地元オーストリアの『クライネ・ツァイトゥング』紙に語ったもの。
その中でこのF1レジェンドは次のような発言をしているとのこと。
「ここまでの展開は実はかなり深刻だ。
われわれは今年のピレリタイヤを使いこなせておらず、そのため予選で速さをみせたとしても本番のレースでは苦戦を強いられてしまう。
早急にタイヤ戦略についての解決策が見つけられなければタイトル獲得は困難だろう。
すでにベッテル(フェラーリ)とハミルトンとのポイント差は1勝分に値する25点にまで拡大、看過できないまでに広がっている。
これではベッテルに少なくとも1回はリタイヤしてもらわなくてはならなくなる」と、弱気。
先のモナコGP予選ではそのフロントロウを再び逸してしまった。
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