モナコGPはベッテル優勝、フェラーリが1-2フィニッシュ
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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28日(日)午後、モナコGPの決勝レースが行われた。
セッション直前の天候は晴れ、気温25度、路面温度49度、湿度57%でコースはドライコンディションと報告されている。
ペナルティで最後尾スタートのバトン(マクラーレン)は一部作業の追加もありピットスタートを選択した。
またザウバーの2台がスーパーソフトで、他はすべてウルトラソフトタイヤでのスタート。
レース序盤、同じ作戦でピットインしたウェーレイン(ザウバー)とバトン(マクラーレン)だったがあわや接触の危機、ウェーレイン(ザウバー)は「アンセーフ・リリース」により5秒加算のペナルティが言い渡された。
16周目、10位辺りを走っていたヒュルケンバーグ(ルノー)が白煙を吐いてストップ、イエローコーションに。
1ストップのピットインタイミングでライコネンとベッテルが順位を入れ替えリーダーはベッテルに代わる。
61周目、ウェーレイン(ザウバー)がトンネル手前でバトン(マクラーレン)と接触、タイヤが乗り上げてウェーレインは横転、セーフティカーが入った。
隊列を整える際にセーフティカーの前に出ようとしたエリクソン(ザウバー)がガードレールにクラッシュ、ザウバーは一気に2台とも戦列を去った。
67周目にレース再開。
ポイント圏内の10位を走っていたバンドーン(マクラーレン)がエリクソン同様にコースオフ、これでマクラーレン・ホンダも全滅に。
さらにペレス(フォース・インディア)と接触したクビアト(トロ・ロッソ)がマシンを損傷してリタイヤ、さらにストロール(ウィリアムズ)もストップ。
78周のレースを制したのは2番手からスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテル。
今季第3戦バーレーンGP以来の3勝目で自身通算45回目。
フェラーリがここモナコで勝利したのは2001年のミハエル・シューマッハ以来。
2位はポールスタートのライコネン。
フェラーリ・チームの1-2フィニッシュは2010年のドイツGP以来になる。
3位リカルド(レッドブル)、4位ボタス(メルセデス)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位サインツ(トロ・ロッソ)、7位ハミルトン(メルセデス)、8位グロージャン(ハース)、9位マッサ(ウィリアムズ)、10位マグヌッセン(ハース)までがポイント獲得。
以下、11位パーマー(ルノー)、12位オコン(フォース・インディア)、13位ペレス(フォース・インディア)、14位ストロール(ウィリアムズ)、15位クビアト(トロ・ロッソ)までが完走扱い。
リタイヤはバンドーン(マクラーレン)、エリクソン(ザウバー)、バトン(マクラーレン)、ウェーレイン(ザウバー)ヒュルケンバーグ(ルノー)。
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