シルバーストーン(イギリスGP)、なおも厳しい財政事情
Silverstone Circuit (C)Mercedes Motorsports
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イギリスGPの開催地であるシルバーストーン・サーキットは、モンツァ(イタリアGP)と並ぶ由緒あるコースだが、依然として財政難に悩んでいるようだ。
そのためイギリスGPの開催を2019年を最後に返上するのではないか、と一部に伝えられていて、シルバーストーンの保有者であるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)のジョン・グラント/CEO(最高経営責任者)は、あらためてF1の新オーナーである『リバティ・メディア』による救済に期待を示している。
「現在の情勢が続けば2019年以降のイギリスGP開催は困難。
しかしこうした状態に追い込んだ原因が不当に高い開催権料であることをリバティ・メディアは理解しているのでこれを追い風にしたい」と、訴えた。
現代F1がスタートした1950年以来、イギリスGPが行われなかったシーズンはこれまで一度もない。
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