ピレリタイヤ、イギリスGPからハードタイヤを除外へ
Pirelli 2017 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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今年のイギリスGPでは、ハードタイヤが準備されたタイヤの1種として設定されていたが、ピレリタイヤはこれを外す方針を明らかにした。
これは、今年のハードタイヤが初めて投入されたスペインGPで、「硬すぎてレースでの使用は現実的でない」とドライバーらから不満の声が出ていたことを受けて判断されたもの。
実際、スペインGPでは使用されなかった。
ピレリタイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「スペインGP後にミラノの本社で検討会議を行った結果、計画の変更が必要であるとの結論に達した。
これによりイギリスGPでは当初の組み合わせを見直し、ミディアム、ソフト、そしてスーパーソフトという3種類のタイヤを持ち込むことになるだろう」とした。
この結果、今シーズン、ハードタイヤが投入される可能性があるとみられるのは鈴鹿サーキットくらいとみられるが、これについて同氏は「鈴鹿はシーズンの後半であり、まだ情勢が変化する可能性がある。
もうしばらく様子を見ないと何とも言えない」と、慎重な姿勢を崩さないでいる。
専用サーキットとして歴史のある鈴鹿は路面のグリップ力が高く、タイヤに高い耐摩耗性を要求するとされている。
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