マレーシアGP、エクレストン氏の発言に不快感
2005 Malaysia GP (C)Panasonic Toyota Racing
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昨年までFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表としてF1開催契約に辣腕を振るってきたバーニー・エクレストン氏が、実は実際よりも高額の開催料を請求していたことを先に明らかにしたが、この発言が波紋を呼んでいる。
開催が困難になったグランプリの一つであるマレーシアGPは、18年の歴史を終え今年限りで開催を終了することがすでに決まっているが、主催者であるセパン・サーキットの首脳はこれを受け強い不快感を示した。
「いまさら高額の開催料を請求していたことを明かされてもわれわれには迷惑なだけだ。
これをどう受け止めればいいというのか。
銃を突きつけられて脅された訳ではないが、まるで騙されていたようなもの。
グランプリの質を上げるためというが、不当な料金を請求されてそれが逆にの質を落としていたという訳だ」と、不満を露わにした。
2010年に初開催された韓国GPはたった4年、2011年に初開催のインドGPに至ってはわずか3年で打ち切りの浮き目に遭っている。
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