2018年マクラーレンへのメルセデス・エンジン供給話は立ち消え
Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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3年間に渡る苦闘を経て、2018年シーズンから再びマクラーレン・チームはメルセデス・エンジンの供給を受けるのではないか、という噂が流れていたが、FIA(国際自動車連盟)への届け出期限である5月15日(月)を過ぎても何の発表もなく、立ち消えになった模様だ。
これについて、当初から否定的な見解を示していたメルセデス・モータースポーツでCEO(最高経営責任者)を務めるニキ・ラウダ氏は次のようにドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』に語っている。
「いろいろな噂が流されていたようだが、はっきり言って2018年マクラーレン・チームにわれわれが再びエンジン供給するなんていうことはないよ。
数年前ならともかく、いまわれわれはライバル(フェラーリ)との間で熾烈なチャンピオンシップを戦っている。
それをわざわざさらにライバルを増やす必要などないからね。
われわれはいま自分自身の戦いに100%集中しなくてはならないんだ」と、F1レジェンド。
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