マクラーレン・ホンダ、合同テスト最終日は順調
Stoffel Vandoorne (C)McLaren Group
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今シーズン、ここまでマシントラブルが続いたマクラーレン・ホンダ・チームだが、19日(水)のバーレーン合同テスト最終日は順調な周回をみせた。
この日『MCL32』のステアリングを握ったのはレースドライバーのストッフェル・バンドーンで、一日を通じて順調に周回を重ねてセットアップを進めトータル81周を周回、ベストタイムも全12台中の4番手とこれまでにない好位置につけた。
ホンダR&Dチーフエンジニアの中村聡氏は、この日のテストについて次のように語っている。
「昨日のテスト初日はMGU-H(熱エネルギー回生システム)関連の問題によりあまり周回を重ねられなかったが、今日はスケジュール通りにテストプログラムを消化できた。
MGU-Hの問題については懸命に分析を行い、今回のテストで一連の問題に対し暫定的な対策を施し、今日の走行で対策の方向性をある程度確認できた。
今日はそれ以外にもドライバビリティや振動の問題に進歩が見られた。
今回得られた貴重なデータを元にこれからも改善を続け、できるだけ早くライバルに追い付けるよう努力を続けたい」
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