マクラーレン・ホンダ、アロンソの残留に向け懐柔策
Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
拡大します
古巣マクラーレンに移籍して3シーズン目を迎えるフェルナンド・アロンソだが、依然として期待に応えるような状況には至っていない。
このためアロンソは引退か他のトップチームへの移籍を考えているとの見方がもっぱらだ。
そうした中、突然公表されたアロンソのインディ500レース挑戦は、F1モナコGPを欠場してまでの参戦ということで世界中のファンを驚かせた。
これまでオーバルコースでの経験がないアロンソだが、これがホンダ・パワーでの参戦ということでマクラーレン&ホンダ、両者による来季残留に向けての懐柔策という見方が専らだ。
アロンソは以前、F1でトップチームのシートが見つからなければ他のカテゴリーへの転身も示唆していたが、その一つがインディ500挑戦ということになるからだ。
ただ一方、もしも今回インディ500で予想外の好成績を収めることになれば転身を早め、マクラーレン・ホンダにとって案外これが『両刃の剣』ということになってしまう怖れもありそうだ。
| 固定リンク