苦闘のホンダに救済策?
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F1を盛り上げるべく改訂が行われているレギュレーションだが、今シーズンもここまでパワーユニットによる勢力図の違いが表面化している。
現在4つのエンジン・メーカーがF1に供給しているが、まだ1勝もしていないのはホンダだけ。
こうした状況を受け、ホンダが信頼性確保への比重を減らし、開発が戦闘力アップに資するよう救済の必要があるのではないか、というものだ。
これについて唯一ホンダからエンジン供給を受けるマクラーレン・チームのエリック・ブイユ/レーシング・ディレクターは、「われわれは直ちにトップ争いができるよう援助して欲しいと言っている訳ではない。
希望しているのはトップから0.3秒以内程度のパフォーマンス。
それがF1全体にとってよりフェアでシリーズ全体を盛り上げることに繋がる筈。
当然のことながら他に参入するメーカーがあるならば、同じ措置を採って欲しいと考えているよ」と、説明した。
具体的には規定数以上の新規投入に対するペナルティを回避することなどが考えられているとみられる。
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