赤旗中断相次いだ中国GPフリー1回目、ほとんど走行できず
Carlos Sainz (C)Redbull Racing
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7日(金)、2017年F1第2戦中国GPのフリー走行1回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は暗い曇り、気温13度、路面温度15度、湿度93%、コースは一応ドライコンディションとされてはいるが路面は明らかにダンプ状態のようだ。
なお既報のようにザウバー・チームは今回もパスカル・ウェーレインの起用を断念、前戦同様フェラーリのリザーブドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィ(23歳:イタリア)をこの週末の代役に指名している。
セッション開始わずか5分、いきなり赤旗中断となった。
レース・コントロールによれば上海市内の病院側が視界不良のためヘリコプターが飛べないためということだ。
90分間のうち残り時間43分というところでセッションはやっと再開されたが路面コンディションは悪化、ヒュルケンバーグ(ルノー)などコースアウトするマシンでイエローコーション、さらに今度は最寄りのローカル空港が悪天候で閉鎖されたことを理由に赤旗中断も繰り返された。
その後、結局レース・コントロールはこのままセッションが再開されないことを通知。
悪コンディションもあるが、フラストレーションが溜まるフリー走行1回目となった。
今回のトップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)で1'50.491。
2番手はマッサ(ウィリアムズ)で1.595秒差。
以下、3番手ストロール(ウィリアムズ)、4番手サインツ(トロ・ロッソ)、5番手グロージャン(ハース)、6番手クビアト(トロ・ロッソ)、7番手アロンソ(マクラーレン)、8番手リカルド(レッドブル)、9番手ボタス(メルセデス)、10番手マグヌッセン(ハース)、11番手ストップしたヒュルケンバーグ(ルノー)、12番手バンドーン(マクラーレン)、13番手エリクソン(ザウバー)、14番手ジョビナッツィ(ザウバー)でここまでがタイムを記録。
その他のドライバーはノータイムでこのセッションを終えた。
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