アロンソ(マクラーレン)、ホンダ・エンジンに不満爆発
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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シーズン前テストも後半の2日目を終えたが、相変わらず思うような進捗がみられないホンダ・エンジンに、ついにアロンソ(マクラーレン)が不満を爆発させた。
この日のテストを報じる英専門誌には、ホンダ製パワーユニットについて語るアロンソの『ノー・パワー、ノー・リライアビリティ』(パワーもなければ、信頼性もない)というセンセーショナルな言葉が大きく踊った。
それによれば、今年のマクラーレン・ホンダのマシンについて聞かれたアロンソは、「シャシーについてはそれほど遅れているとは感じないが、われわれの問題はただ一つ、エンジンだ。
ホンダのエンジンはパワーもなければ信頼性もなく、話にならない。
ストレートで30キロもスピードが遅いんじゃ、フィーリングを尋ねられても答えようがないじゃないか」と、こき下ろした。
アロンソはまた「われわれは長年このスポーツを支配し、タイトルを獲得してきたビックチームなんだ。
全員が勝つ準備はできている。
ただホンダだけはそうではない」とも。
普段、あまり非生産的な内容を口にしないアロンソだが、タイトル奪還のため身を投じたこのチームの3年続く体たらくについに堪忍袋の緒が切れた形だ、
ホンダはこれにどう応えるのか。
今年36歳になるアロンソにとって残された時間はそう多くはない。
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