プライベートテストも自在のストロール(ウィリアムズ)
Lance Stroll (C)Williams F1
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今年ウィリアムズ・チームからF1デビュナーを果たすランス・ストロール(18歳:カナダ)が超・資産家の子息であることは知られているが、そのマネーをパワーにこれまで例を見ないアプローチを展開しているようだ。
それが、自分自身のためだけに行うまさにプライベートテスト。
もちろん現在のルールでは定められた合同テスト以外に勝手にテストを行うことはできないが、ストロールの場合はチームから借り出した2年落ちのマシン。
タイヤも異なるもののそれでもシミュレーターしかトレーニングの方法がない現行ルールでの新人においては貴重な体験となる。
ただ当然のことながら、テストには巨額の費用が必要。
そこで出番となるのが米ファッションブランド『マイケルコース』の大株主としても知られるカナダの大富豪・父親のローレンス氏。
ローレンス氏はランスのため複数回のテストに必要なマシン、タイヤに加え予備のエンジン、5名のエンジニア、そして20名ものスタッフ費用に加え、さらにサーキット借り切りの費用まで総額8千万ドル(約92億円)を惜しげもなく提供したということだ。
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