ピレリ首脳の見解は「フェラーリが優勝候補筆頭」
Mario Isola (C)Pirelli Motorsport
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2017年シーズンの開幕を前にピレリタイヤがシーズン前テストの結果を分析、現状で優勝への候補筆頭はフェラーリ・チームであるとの見解を示した。
これは同陣営のモーターレーシング部門でヘッド・オブ・カーレーシングの要職に就いたマリオ・イゾーラ氏が『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙に語ったもの。
その中でこの47歳になるイタリア人技術者は、次のような見解を示した。
「シーズン前テストで見えたことは、フェラーリ・チームがとても好調であるということ。
衆知のように今年のマシンはタイヤが大型化し、エアロダイナミックスの変更によりダウンフォースも増しているが、それに一番うまく対応したのがこのチームになるだろう」
その一方で話題になっているオーバーテイクについては、「ダウンフォースが増したためレース中のオーバーテイクが難しくなるのは間違いない。
それだけにまた予選が重要になる。
さらにこれはドライバーに対して身体的に厳しいとも言える。
レース後のドライバーの(疲労した)顔を見るのを私はいまから楽しみにしているよ」と、笑顔をみせた。
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