ピレリタイヤ、ウェットタイヤの改善に取り組み
Wet Race Image (C)Williams F1
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2011年シーズン以来F1にタイヤを独占供給してきたピレリタイヤが、今シーズンのウェットタイヤの性能改善に取り組む姿勢を明らかにした。
豪雨に見舞われた昨年のブラジルGP決勝レースではドライバーからその排水性能に不満の声が続出するなど苦境に追い込まれたピレリタイヤだが、前任者であるブリヂストンタイヤ時に比べ「テストの機会が少な過ぎる」という同陣営の事情もあるのは事実。
そのため今回のバルセロナ合同テスト最終日にはコースに水を撒き、人工的なウェット路面を造り出してテストもしていた。
この結果も踏まえ、同陣営のポール・ヘンベリー/モータースポーツ部門ディレクターは、「われわれはまだまだウェットタイヤの改善が必要と捉えている。
今後改良を急ぎ、できれば第2戦の中国GP(4月9日決勝)辺りまでには改良型のコンパウンドを評価したい」と、説明している。
F1のウェットタイヤは現在フルウェットとインターミディエイトの2種類があるが、フルウェットを強弱2種類に分けるという案も検討されているという。
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